201803
Saturday
Janus Henderson recently announced it will be shuttering two of its hedged ETFs. |
JUGEMテーマ:ETFでつくるポートフォリオ
201803
Saturday
投資家がリスク志向を強めると、株式が買われ、比較的に安全とされる債券は売られやすい。当たり前の関係のようだが、実は1990年代後半から強まった現象だ。トランプ米大統領の政策は以前の相関に戻す可能性を |
90年代後半まで株と金利(債券利回り)は反対に動いていた。
つまり、株と債券を価格でみると同じ方向に動いていた。
90年代後半からは、株と金利が同じ方向に動き、価格は反対に動くようになった。
(中略)
金利が成長率より高く、資金が不足しがちだった時期は、金利の影響力が大きかった。
金利が上がると景気が後退し株価が下がった。90年代後半からは金利は成長率を下回り、資金はだぶついた。
景気や株価は金利に鈍感になり、潤沢なマネーが債券と株を行き来する動きが影響力を増した。
(中略)
資産運用では、債券に60%、株に40%などと分散して投資すれば、リスクを抑えながらリターンを狙える。
ただ、値動きが同じだと効果は減ってしまう。
90年代後半までと違って、債券の利回りが低く、金利収入も衝撃を吸収しない。
(中略)
リスクが高まったと判断したときに、目標とする資産の配分を崩すと、長期を見据えた運用ができない。
企業買収や不動産のファンドなどすぐには売れない資産も増えた。基本となるポートフォリオは維持しながら、株価指数先物などを使って、資産のリスクを機動的に調整する手法だ。
(中略)
分散効果に頼れず、難を逃れようとするマネーは先物で急速に動く。株価は一斉に崩れやすい。
波乱の相場は今後も続く。
JUGEMテーマ:資産運用
201803
Saturday
201803
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