Insurance companies seeking ETFs to diversify the holdings in their general accounts. www.etf.com |
Greenwich Associates と Invesco が米国保険会社51社に対して行った調査によると、回答者の70%が ETF を利用しています。ただし、マルチライン (生命保険と損害保険を併売する保険会社) の利用は90%、損害保険会社の利用は80%、生命保険会社の47%になります。
これは260億ドルの資産に該当します (保険会社の資産は5.6〜6兆ドル。70%では260億ドルにならないので、口座数の回答と思われます)。
回答した51社のうち、33%が生命保険会社、29%が損害保険会社、20%がマルチライン。再保険会社と医療保険会社も調査対象に含まれます。
回答者の57%の口座資産は100億ドルを超え、36%は200億ドルを超えています。
この調査によると、保険会社が ETF を利用する目的は、
・流動性の管理を容易にするため
・投資対象を絞るため
・コスト低減
生命保険会社は債券ポートフォリオの流動性を管理するために ETF を短期保有し、83%は6か月未満保有します。
ETF を利用するすべての生命保険会社は債券 ETF を使用しますが、株式 ETF を使用するのは38%です。
損害保険会社の4分の3は ETF を1年以上、50%は2年以上保有します。92%が株式 ETF を利用し、半分が債券 ETF を利用しました。
損害保険会社の25%がファクター ETF を利用しましたが、マルチラインは10%、製麺保険会社は6%しか利用していません。
回答者の40%は今後3年間に ETF の利用を増やす予定で、減らす予定の回答者はいませんでした。
損害保険会社の3分の2は ETF の利用を増やす予定ですが、ETF の増加を見込む生命保険会社は36%でした。