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ログを見ていたところ、期待ショートフォールを Excel で計算する方法を探して当ブログにアクセスされた記録が残っていました。

Excel で計算できるようなシロモノではないと勝手に想定していましたが、念のためググったところ、次のような資料を発見。

理数工系出身者が求められる金融の世界

スパークス・アセット・マネジメントの水田孝信氏が、新卒向けの説明会で使ったパワーポイントのようです。

読んでいくと面白い。そして、この内容を数学的に理解できる人のみが金融界に行くべきだと思ったり。

以下、気になったフレーズです。

インフレから資産を守るだけための投資でも難しい (第12スライド)

日本語おかしいけど、そうですよねー。最低年30%叩き出せないと話にならんとか言った HYIP やってた人を思い出しました。

ファットテールになる理由
人工知能を用いた人口市場シミュレーションによって、
ポジティブフィードバック現象(株価が上がったから買う)をおこす投資家が
がいることが分かってきている (第26スライド)

次の第27スライドで、ポジティブフィードバックが金融危機の根本原因として示唆されています。

そういえば、べき分布関連の記事で「逆張り投資家が十分にいれば黒い白鳥さんは来ない」みたいな記述がありましたね。

次の第28スライドで、パッシブポートフォリオとして低ボラティリティものが紹介されています。

最小分散ポートフォリオ:
リスクが最も小さくなるような銘柄の組み合わせを探す
最小期待ショートフォールポートフォリオ:
期待ショートフォールが最小となるような銘柄の組み合わせ


最小分散ポートフォリオは当ブログではおなじみですが、最小期待ショートフォールポートフォリオは初めて知りました。

このポートフォリオを高速で計算すること自体が、最新の研究課題だそうです。

パフォーマンスですが、次の第29スライドをちょっとおおげさに言うと

最小期待ショートフォールポートフォリオのパフォーマンスは、

期待通り、下落局面に強いが

期待を裏切り、上昇局面でも出遅れない。

なぜ上昇局面でも出遅れないのかが謎であり、

現在の研究課題である。


本当であれば、株式ポートフォリオのチートキャラですなw

orz の心の中で、低ボラティリティ投資が一気に魅力を失いましたw

関連記事: リスク許容度の決定に標準偏差を使うな、期待ショートフォールを使うのが JK

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