2019/09

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ソース: IEMG: A New And Improved Version Of EEM (IndexUniverse)

Vanguard ETF に対抗して10月22日にローンチされる予定の iShares Core MSCI Emerging Markets ETF (IEMG) と iShares MSCI Emerging Index Fund ETF (EEM) の比較記事です。

まず挙げられるのはコストの違いです。IEMG のコストが0.18%なのに対し、EEM のコストは0.67%。

競合となる Vanguard Emerging Markets ETF (VWO) の現在のコストは0.20%ですが、インデックスの変更後はさらに下がるでしょう。

コスト以外で大きいのは、連動するインデックスの違いです。

IEMG が連動するのは MSCI Emerging Markets Investable Market Index で、EEM が連動するのは MSCI Emerging Markets Index。


IEMG (予想値)EEM
インデックスの時価総額カバー率
99%
85%
インデックスの構成銘柄数
約2600
約820
加重平均時価総額
405.1億ドル
463.0億ドル
大型株
53%
59%
中型株
31%
35%
小型株
12%
6%
超小型株
4%
0%
PER (株価収益率)
13.15
12.68
PBR (株価純資産倍率)
1.63
1.65
配当利回り
2.81%
2.784%


コストが安い IEMG の方が、連動コストが高くなりそうな MSCI Emerging Markets Investable Market Index を採用している点が、矛盾してます。

IEMG は小型株や超小型株の割合が多くなるので、EEM に比べるとボラティリティが大きくなるかもしれませんが、大胆なサンプリング法を使って超小型株への投資を回避するかもしれません。
(IEMG が完全法とサンプリング法のいずれを使うのかは、目論見書を読む気力がないのでわかりません)

ソース記事では IEMG への投資について、次のような警告をしています。

・超小型株の連動が困難かもしれない

・EEM よりリスクが大きくなるが、IEMG のコストでは、このリスクに見合わないだろう

・証券会社のフリー ETF の対象になるには時間がかかるだろう (取引手数料まで考えると EEM より安くならない可能性がある)

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