2020/10


ソース: MSCI Changes Recast Frontier Exposures (IndexUniverse)

2013年11月と2014年5月に MSCI インデックスの構成国が変わりますが、その影響についての記事です。

ギリシャの影響は無視できる

ギリシャが MSCI EAFE Index に占める割合は0.1%でした。

そもそも MSCI Greece Index で最も比重の大きかった Coca-Cola Hellenic が本社を移したことによってインデックスから除外済みです。

ただ、Global X FTSE Greece 20 ETF (GREK) ではいまだに保有していて (5月31日時点でポートフォリオの22%)、GREK のポートフォリオは、23%が生活必需品セクターというとても「ディフェンシブ」な状態になっています。

モロッコの影響はそれなり

過去の関連記事によると MSCI Frontier Markets Index の6%程度を占めそうです。

カタールと UAE の影響は大きい

iShares MSCI Frontier 100 Index Fund (FM) のポートフォリオでカタールが18%、UAE が14%を占めますが、これが除外されることになります。

銘柄数でみても、両国で23銘柄を占めます。

また、FM のポートフォリオは50%が金融セクターですが、カタールが9%、UAE が10%を占めます。

この両国が抜けることで、MSCI Frontier Markets Index のうち中東地域や金融セクターが占める割合が下がり、より分散されるかもしれないというのがソース記事の指摘です。
(同時に、クウェートの割合が上がって寡占が進む可能性も指摘されています)

ちなみに、カタールと UAE の比重は PowerShares MENA Frontier Countries Portfolio ETF (PMNA) では53%を占めますが、Guggenheim Frontier Markets ETF (FRN) では ADR/GDR にしか投資しないため、ゼロです。

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