2019/08

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I was recently asked to comment on Jason Voss’ CFA Institute article “Is Active Management Dead? Not Even Close.”
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アクティブシェア (ベンチマークとの構成銘柄の違い) が大きいほどパフォーマンスが良いと言い出したのは Antti Petajisto の「Active Share and Mutual Performance」(2011年) のようです。

その後、同氏は2013年にさらにデータを追加して検証したうえで、同じ主張をしています。

反論1: 「The Search for Outperformance: Evaluating ‘Active Share'」 (Todd Schlanger、Christopher Philips、Karin Peterson LaBarge、2012年5月の Vanguard 調査)

2001年初頭にあった1461本のミューチュアルファンドのうち、クローズされたりせずにデータが得られた503本について調べたところ、

・アクティブシェアはアウトパフォーマンスの予測にならない

・アクティブシェアの高いファンドは低いファンドを著しくアウトパフォームしない

・アクティブシェアが高いほど、超過リターンのブレが大きくなる

・アクティブシェアが高いほど、コストが高くなる

反論2: 「Deactivating Active Share」(Andrea Frazzini、Jacques Friedman、Lukasz Pomorski、2015年5月)

Petajisto 氏と同じデータを使ったところ、

・アクティブシェアとパフォーマンスに関連は見られない

・アクティブシェアの高いファンドと低いファンドで連動するベンチマークが異なる。前者は小型株、後者は大型株のベンチマークが多い

・アクティブシェアとベンチマークの相関は見られるがリターンとの相関は見られない

この研究には、例として S&P 500 Index のうち最もリターンの悪い5銘柄を正確に除外したケースを挙げています。その場合、ベンチンマークを4.51%アウトパフォームしますが、アクティブシェアは2.1%しか上がりません。

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