2018/10

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PALCOMの海外投資塾の記事で、過去の暴落例が紹介されています。

リンク: 過去の暴落を振り返る

ところで、株式の暴落リスクを標準偏差から25〜30%程度に見積もっている人は多いと
思うのですが、この見積もりは、平時、言い換えると正規分布がほぼ通用する2σ(95%
程度)内での見積もりになります。

2σの外(残り5%)の世界は、正規分布が通用しない、べき乗分布が通用する世界です。

リスクを計算したら意外に無難だった件
18.37%が無難でないと思った件

べき乗分布での株式の下落リスクは、これらの記事でS&P500について計算しましたが、
ちょっと甘く見て15%とすると、1年間の株式の暴落リスクは乱暴な式ですが

25% (2σ内での1年の下落リスク) × 15%の10乗(2σの外=残り5%=年間取引日200日の5%=10日)

と考えられます。計算してみると1年の暴落率として約85%という数字が出てきます。これは

株式で1年後に損している可能性をほぼゼロにするには、含み益が7倍必要

ということです。

ところで、この計算は残りの5%(10日)が、毎日暴落した場合の計算になりますが、それは
おかしい、10日全部暴落するのは極端だ、10日中○日暴落するいう前提で計算するのが
適切だろうみたいな意見が出るかもしれません。ですが、この「10日中○日」を計算できない
というのがべき乗分布の世界だと理解しております。だからやっかい。