2019/08

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ネタ元: 【リスクは「危険」だけじゃない →プラスに変動の可能性も】(5月18日の日本経済新聞)

金融商品の世界では実は「リスク」は「危険」という意味ではない。広くいえば「この先どうなるか分からない
不確実性のこと」をリスクという。その中でも特に「収益率」がどのぐらい大きく上下する可能性があるかの
度合い」を狭い意味での「リスク」と呼ぶ。(中略)収益率がマイナスに振れる恐れだけでなく、プラスに揺れる
可能性もリスクとなる。

…というわけで、単にリスクを回避するだけじゃダメなんだよ、みたいな話が続くのですが、忘れていることがあります。
それは

上方リスクと下方リスクが異なる可能性を検討していない

投資の世界でリスクを語るとき、なぜか、上方リスクと下方リスクが異なるかどうかを検討しないで話が進みます。
考えてみるとこれはおかしな話で、上方リスクが下方リスクより大きくなければ、リターンを見込めないはずです。

過去の記事: Semideviation

あと、直感的になんですが、ある価格が半分になる確率と倍になる確率が同じ(つまり、いったん半分になっても、
半分になるのと同じ確率で元の価格まで戻る)状態が、「上方リスクと下方リスクが等しい」のではないでしょうか。

けれども、この「直感的な等しさ」は、おそらく数学的には等しくありません。それは「50%下がった数字が元に
戻るには200%上がる必要がある」という説明で、50と200の数値が4倍も違うことからわかります。

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