2020/10


ソース: Looking Back At Ten Big ETF Stories From 2010 (ETF db)

1. ニュータイプの登場が続く

挙げられているのは

・ターゲットデイト型債券 ETF
・現物保有型コモディティ ETF (プラチナ PPLT や パラジウム PALL)
・新興国および米国外株式の均等加重 ETF
・米国外小型株 ETF
・銅鉱山および銀鉱山 ETF (COPX と SIL)
・新興国消費者セクター ETF (ECON と BRAQ)
・フィリピン ETF (EPHE)
・MLP 関連の ETN と ETF
・RAFI ショート・ロング ETF
(ファンダメンタルインデックスとの加重差でロングまたはショートを決定)

2. ETF にさまざまな批判

挙げられているのは

・BusinessWeek によるコモディティ ETF の批判
投資家は現物のスポット価格に連動すると思い込んでいるケースが多いため、
先物の連動するコモディティ ETF との乖離が批判の対象に。

・Bogan レポート
ETF の空売りが引き起こす問題を指摘。それを防ぐメカニズムがあるということで
この批判は沈静化している模様。

・Kaufman レポート
11月にあちこちで話題になったレポート。IPO への影響やアセットクラス間の
連動係数の上昇が批判されたようです。

話題になったとき、長文の記事が多くて orz は読めませんでしたが、「ETF が、
地球温暖化やBP の原油流出の原因にされなかったのはラッキーだった」と
ありますので、筋違いな批判が含まれていた模様です。

3. アクティブ運用 ETF の苦戦
高手数料が取れるので、一部の運用会社はあくまでもアクティブ運用 ETF で
行きたいようですが、デリバティブを使っていると上場審査が長引くなど、
苦戦が続いています。

4. MLP 関連がブーム
高利回りで人気が出ましたが、なぜか、配当とは路線が違うレバ掛けタイプも。

5. 寡占化の一方で、がんばる小規模プロバイダーも

6. ETF のクローズ相次ぐ
現在、1100近くの ETF が上場されていますが、そのうち350前後の ETF の
資産残高は2500万ドル未満の状態です。

7. コモディティ ETF がマジでコンタンゴ回避
コンタンゴ状況で投資するコモディティさえも変えてしまう USCI が高評価。

8. 加重方法の見直し
時価総額加重以外の加重方法が次々と。今年は均等加重の評価が良かったようですが、
小型株の比重が高まるため、ボラも大きくなります。

9. フリー ETF
日本もですが、ETF の取引手数料を無料化する証券会社が登場しました。

10. コスト下げ競争
競合よりも低コストの ETF をローンチさせたり、連動するインデックスの変更などで
コストを下げる ETF が出てきたりしました。