ETF Trends に
Some ETFs Are Like Snowflakes, Even In the Same Sector
という記事が2月27日付けで掲載されていました。最初読んだとき「ETFは雪のかけらのようだ」
ではぜんぜん意味が通らないため、調べたら、snowflake には「同じものが2つとない=千差万別」
という意味があるそうです。雪なんてみんな同じだろうΣ(゚Д゚)と思わず叫びたくなりました。
このあたりの感覚の差はどうしても受け入れられません。
snowflake には、もうひとつ意味があって「チャンスがほとんどない」というときにも使うようです。
もともとは「炎が燃え上がる地獄に雪玉があること」から来ているとか。
で、この記事は同じセクターにあるETFでも違うんだよ、ということでエネルギーセクターのETFを
取り上げています。取り上げられている ETF は3つですが、まず
>Energy Select SPDR (XLE): Has had an average annual return greater than
>30% for the past five years. Exxon Mobil (XOM) and Chevron (CVX) make up
>around 1/3 of the portfolio and the expense ratio is 0.23%, which lessons
>the drag on returns.
悩んだのは「lessons」です。「リターンの妨げになるものを教えてくれる0.23%の費用」という訳に
なるのでしょうが、lesson が動詞になるなんて納得できない。で、うんうん悩んでいたら
lessons は lessens の書き間違え
と気づいて解決。30分もかかってしまいました。これなら「リターンの妨げを抑えてくれる0.23%という
(安い)費用」という訳で通じます。
2つめのETFは
>iShares Dow Jones US Energy (IYE): The performance trails XLE partly
>because of the 0.48% expense ratio. However, Exxon and Chevron are are
>weighted at around 40% of assets.
「パフォーマンスはXLEを部分的の後を追う。なぜなら費用が0.48%だから」も意味わかりません。
これも悩んでいたら、trail behind (遅れを取る)という表現を見つけ、「パフォーマンスは
XLEより幾分悪い。なぜなら(IYEの0.23%よりも高い)0.48%の費用がかかる」として
後を追う者は、前を進む者より劣っているのが英語のデフォルト
と考えることでやっと次に進めました。最後に、
>PowerShares Dynamic Energy (PXI) The ETF weights companies such as Valero
>(VLO) and Marathon Oil (MRO) the same as it would to the larger integrated
>companies. The expense ratio is a heavy 0.71% and PXI has only a one-year
>track record.
it would の後に省略されているであろう動詞がわからなくて、気持ち悪いです。
integrated も、その大企業が多角経営を統合しているのか、それともPXIに組み入れられている
ことを指しているのかがわかりません。
まぁ、この段落の言いたいことは、XOM や CVX の10分の1程度の売り上げの VLO や MRO を
XOM や CVX と同程度 ETF に組み込んでいるんですよーってことですけどね。
【追記】
睡魔に襲われて落ちる瞬間に投稿ボタンをクリックしたのですが、この記事で言いたいことは
英文記事を読むのはいろいろと疲れる(´Д`;)
ってことです。