ソース:
Is It the Age of Emerging Market ETFs? Could Be (ETF Trends)
アセットアロケーションを決める際に、株式のうち新興国が占める割合は、時価総額ベースで15%程度、
購買力平価とか GDP ベースでは30%ぐらいになると思いますが、2010年
GDP ベースで新興国の比率は49% (キリッ
という数字が出ました。しかも2030年には57%になるという予測付きです。
ホームカントリーバイアスがない投資家でも、57%も新興国に振り分けている人はあまりいないと思います。
この数値のソースは
Poorer Countries Taking Over Global Economy (Economix)
で、大元のデータは OECD のものです。素のデータでは、OECD 加盟国と非加盟国の GDP 比が載って
いるのですが、ETF Trends に取り上げられるまでに、誰かの頭の中で「OECD 加盟国=先進国」
「OECD 非加盟国=新興国」という補完が行われています。
Wikipedia によると、2010年10月の OECD の加盟国は
オーストリア
ベルギー
カナダ
デンマーク
フランス
ドイツ
ギリシャ
アイスランド
アイルランド
イタリア
ルクセンブルク
オランダ
ノルウェー
ポルトガル
スペイン
スウェーデン
スイス
トルコ
イギリス
アメリカ合衆国
日本
フィンランド
オーストラリア
ニュージーランド
メキシコ
チェコ
ハンガリー
ポーランド
韓国
スロバキア
チリ
スロベニア
エストニア
イスラエル
韓国やイスラエルは加盟済みです。それでも57%になるとは…