ソース:
【市場価格の模倣は賢明か】 (7月30日の日本経済新聞)
アクティブ投資こそ真のプロの投資だ、みたいなコラムですが、ここに書かれている
パッシブ投資は誤解されている気がします。
ここでのパッシブ投資は
その市場のインデックスすなわち価格指数を定めたうえで、その指数を基準に
淡々と投資することにある
淡々と投資するのはともかく、「価格指数を定めたうえで」というのがひっかかります。
というのは、このブログでさんざん書いてきましたが、欲しいインデックスと、それに
連動する金融商品がなかなか存在しないという問題があるからです。
欲しいインデックスはさまざまです。グローバル小型バリュー株インデックスだったり、
新興国生活必需品セクターインデックスだったりします。
このパッシブ運用で期待される投資成果は市場と同一である
それは違います。インデックスブロガーが求めているのは、
パッシブ投資で市場平均越えができるインデックス
じゃないのでしょうか。アクティブ投資マンセーな人は、パッシブ投資家みんなが
市場平均を狙っているわけではないことを理解してほしいですね。