2013/03


ソース: Counter-Party Risk Diversification (Seeking Alpha)

ここで言っているカウンターパーティリスクとは、キプロスのような預金保険さえも危うくなるような金融危機とか、マドフのような詐欺ファンドに関するリスクです。

結論は2つ、保険と分散。前者の保険は預金保険や証券業界の保険が該当します。分散については、

1. 銀行口座は分散する

2. 証券口座も分散する

3. 仲買人名義では保有しない。自分名義にするか、タンスに保管する

4. 金貨など、銀行システムに依らない資産を持つ

ソース記事の途中に、銀行口座を複数国に持つことが書かれていますが、アメリカ人にはそれは難しいでしょう。

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ソース: Danger: Unexploded Bomb In Your Preferred Stock Portfolio (Seeking Alpha)

低金利でなければ、銀行の定期預金で満足するような投資家が、高金利目当てで優先株 ETF を買うケースを前提とした記事です。

1. 優先株 ETF は金融セクターに集中している

2. しかもその金融セクターには米国外の優先株が含まれる (とうやら、国内株式でもドキドキなのに、外国株なんて考えられないという投資家を想定している模様)

3. 現在の優先株 ETF はプレミアがついていて、それを差し引くと利回りは半分以下になる。通常、優先株は期限前の償還が可能

4. いつもはボラティリティは小さめだが、大きくなる時期もある (あった)

5. 長期的には値下がりしている

【4月5日の追記】
Preferred Stock ETFs: Are 6% Yields Worth the Risk? (ETF Trends)



ソース: ESMA Index Rules Spark Market Alarm Bells (IndexUniverse.eu)

ESMA (欧州証券監督機構) が出したガイドラインに

An index should not be considered as being an adequate benchmark of a market if it has been created and calculated on the request of one, or a very limited number of, market participants and according to the specifications of those market participants.
1人、あるいは少数の市場参加者の要求により、彼らの仕様に応じて作成・計算されたインデックスは、適切な市場のベンチマークとして見なすべきではない。

とあるのが話題になっています。

この文中の「市場参加者」が最終投資家であればいいのですが、インデックスプロバイダーとその関連会社を示すのであれば、カスタム・インデックス (広く使われているインデックスを独自の手法で再計算するインデックス) のビジネスができなくなるからです。

この文章は、インデックスが、投資家でなく、インデックスプロバイダーの関連会社が儲けるために作成・計算されるのを抑制するためだと解釈されています。

これとは別に ESMA はインデックスの透明性を高め、誰でも計算を検証できるように求めています。

この結果、カスタム・インデックスをベースにしたパッシブ運用ファンドは、その計算方法を公開するのではなく、アクティブ運用ファンドに名目を変えることになりそうです。

関連記事: EDHEC「インデックス・ビジネスは利益相反の巣くつ」(長文注意)

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Warning: You almost certainly lose money by joining any HYIP.
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HYIP からは撤退しました。黒歴史の名残りでリストだけ続けています。会員になっていないので、踏んでも管理人にリファは入りません。
判定日までに逝ければ「脳内勝ち逃げ」、逝かなければ「脳内orz」とします (判定日: 投入していたら20%程度の利益が想定できる日)。

Globobridge

Globobridge

URL: https://www.globobridge.com/

プラン: 1.25〜2.2% 150営業日
掲載開始日: 11月17日
判定日: 4月5日
判定サイト: GoldPoll
ステータス Problem

Global Forex Capital

GlobalForexCapital

URL: http://www.globalforexcapital.com/

プラン: 1.0% 150日など
掲載開始日: 12月19日
判定日: 4月22日
判定サイト: GoldPoll
ステータス Problem

Swiss Invest Fund

SwissInvestFund

URL: https://www.swissinvestfund.com/

プラン: 1.6〜2.0% 90日など
掲載開始日: 3月2日
判定日: 5月17日
判定サイト: GoldPoll
ステータス Paying

Opti Earn

OptiEarn

URL: https://optiearn.com/

プラン: 3.0% 70日
掲載開始日: 3月23日
判定日: 5月3日
判定サイト: GoldPoll
ステータス Paying


警告: 管理人の経験では HYIP への関与は損失に終わる可能性が高いです。
また、電子マネーによる損失の可能性も無視できません。


候補の HYIP リスト

GoldPoll に追加されたサイトのうちから、次の条件を満たしたものをピックアップしています。

・1日1.5〜5%の利率
・満期にならなくても利益が出るプラン
・短期プランを併設していない
・複数のモニターサイトへのリンクがある
・フォーラムへのリンクがある
・リスト作成時点で、サイトにアクセス可能
・リスト作成時点の支払いステータスが支払い中または支払い待ち
・連絡先にフリーメールが使われていない

なし


ソース: Visual Risk Analysis Of Emerging Europe ETFs (ETF db)

欧州新興国 ETF のビジュアル比較

比較対象
SPDR S&P 500 ETF (SPY)
Vanguard European ETF (VGK)
SPDR S&P Emerging Europe ETF (GUR)
Market Vectors TR Russia ETF (RSX)
iShares MSCI Poland Investable Market Index Fund ETF (EPOL)
iShares MSCI Turkey Investable Market Index Fund ETF (TUR)



ソース: 中国の銀行のオフショア口座 (秘密の沖-シークレットオフショア)

3. 中国と対立する国(日本を含めた資本主義国家)に対して情報開示しない(したがらない)
4. 中国はいわゆる「オフショア国」とみなされない

この発想はなかった。



ソース: Eaton Vance Files For New Active 'ETMFs' (IndexUniverse)

Eaton Vance というクローズド・エンド・ファンドの会社が ETMF を申請しました。

Exchange-Traded Fund ではなく、Exchange-Traded Managed Fund だそうです。

アクティブ運用で、通常の ETF のようにポートポートフォリオを公開せず、さらに NAV ベースで取引する商品だそうです。

前者の透明性の問題はともかく、後者はどうやるんでしょうか。



ソース: 5 ETF Flaws You Should Never Ignore (Seeking Alpah)

・取引手数料

・流動性

・原資産

・キャピタルゲインの分配方法

・ドルコスト平均投資か一括投資か

キャピタルゲインを分配せずにそのまま再投資はできないはずなので、選択肢はあまりないと思います。
(ソース記事は、ミューチュアルファンドとの比較ですが、アメリカのミューチュアルファンドが無分配型にできるかどうかは、確認していません)



SEC v. 12dailyPro Settlement Fund という所から米ドル建ての小切手が送られてきました。

経緯はさっぱりわかりませんが、orz も真正面から被害を受けた 12dailpPro という HYIP の示談金のようです。

換金可能日に期限があるのですが、手数料を考えるとわざわざ換金するほうがいいのか、微妙な金額です。